【小泉今日子50歳】「青春時代の恋はいつも秘密だった」 父親の事業失敗、両親の離婚…エッセー集で明かした壮絶な過去 今年2月に50歳の誕生日を迎えた女優で歌手の小泉今日子が半生を振り返り、自身の未来をもつづったエッセー集「黄色いマンション 黒い猫」(スイッチ・パブリッシング、1600円+税、表紙・和田誠)。今だからこそ書ける思いやエピソードが飾らずに紹介され、ファンならずとも大いに話題を呼んだのは記憶に新しい。4月15日の発売以降、じわじわと売り上げを伸ばし、5月のゴールデンウイーク明けに重版も決まった。まずまずのヒットとなった同書の人気の秘密を探ってみると…。(高橋天地) × × × 東京・原宿は、小泉が中学時代から毎週のように友達と通い続け、昭和57年に歌手デビュー後は18歳から21歳まで過ごした思い出の場所。同書はそんな小泉が再び原宿を歩き、変わり続ける町並みに自らの思い出を重ねなが