乙武(以下乙) 「みんなの家が火事になったら、誰が火を消しに来てくれるかな?」 生徒(以下生) 「消防署から消防車が来てくれると思う」 乙 「消防署の人たちのお給料は誰が払っていると思う?」 生 「国でしょ」 乙 「国はどうやってそのお金を得ているの?」 生 「あ、税金だ」 乙 「そうだね。みんなのために働く人たちのお金はみんなが払わなきゃいけないよね。そういうのを税金と言うんだね。大化の改新の頃はまだお金がないから、何を納めたんだろう?」 生 「お米だ。作ったお米の5%を納めるって聞いたことがある」 乙 「作ったお米の5%を納めるってどういうことだ。例えばみんなはお小遣いをいくらもらってる?」 生 「1000円」