文部科学省は2014年春から、世界最高性能の次世代スーパーコンピューターの開発に着手する。11年に世界一の計算速度を達成した理化学研究所のスパコン「京」を100倍ほど上回り、20年ごろの稼働を目指す。スパコンは国の科学技術力の指標となるほか、産業競争力を左右するとされ、世界で開発競争が激化している。世界一を奪還するため、1000億円規模の開発費を投じる。スパコンは最先端の研究や製品開発に欠かせ
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文部科学省は2014年春から、世界最高性能の次世代スーパーコンピューターの開発に着手する。11年に世界一の計算速度を達成した理化学研究所のスパコン「京」を100倍ほど上回り、20年ごろの稼働を目指す。スパコンは国の科学技術力の指標となるほか、産業競争力を左右するとされ、世界で開発競争が激化している。世界一を奪還するため、1000億円規模の開発費を投じる。スパコンは最先端の研究や製品開発に欠かせ
世界一の計算速度に固執した国策の次世代コンピュータ。無駄な予算を判定する行政刷新会議の事業仕分けは、なぜ、事実上の凍結判定を下したのか。計算科学の専門家で、仕分け人として鋭い指摘を関係者らに浴びせかけた東京大学の金田康正教授は、迷走した一連のスパコン問題の根底には「日本の科学と技術への無理解がある」と指摘。「技術立国ニッポン」は虚像であることが露呈したことを示唆する。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ) 予算復活はいいが不本意 迷走した国策スパコン事業の予算が復活した。率直な感想は。 現時点(12月18日)で文部科学省の見直し内容の詳細が公開されていないため、あくまでマスコミ発表の情報を基に議論せざるを得ない。そのため、どの点を見直すべきかコメントしづらい状況ではあるのだが、率直な感想としては「予算が復活したことはいいが、不本意である」ということだ。 スパコン事業が凍結となれば、日本の技
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