「僕の人生を変えた◯◯冊の書籍」といったタイトルで、自己啓発書のラインナップをお勧めすると、手斧を持ったはてなブックマーカーがやってくる。彼らは「いい年してそんな本しか読んでいないとは嘆かわしい。低俗な自己啓発書に身をやつしていないで古典文学を読め」と説教をする。 似たようなことをショーペンハウアーも言っていて、彼のほうがさらに毒舌である。次から次へと出版される「凡俗な新刊書」を『毎年無数に孵化するハエのようだ』と形容して、そんな本は投げ捨ててしまえ!とさえ言っている。 詳しくはショーペンハウアー『読書について』(鈴木芳子 訳/光文社古典新訳文庫)を読むといいだろう。創作者には大いに役立つ劇物である。 おっと、大幅に話が逸れた。今回ご紹介するのは『ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。』(マイク・マクマナス 著)だ。 ソース?あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。 作者