ひまわり証券は2006年8月,同社のWebサイトをリニューアルした。アクセスの急増に耐えられるようキャパシティを拡大するとともに,デザインや構成をシンプルにすることでユーザーの使いやすさを向上させた。システム面では,DI(Dependency Injection)コンテナであるJ2EEフレームワーク「Seasar2」,HTMLテンプレート・エンジン「Mayaa」,O-Rマッピング・ツール「S2Dao」といった国産のオープンソース・ソフトウエアを活用し,コストや柔軟性を向上させたことが特徴だ。 同社がWebサイトのリニューアルを計画した理由は,「サイトへのアクセスが急増した」(ひまわり証券 システム部開発部長 中野和彦氏)ことだ。同社が2005年秋からオンライン取引を開始したことなどが理由だ。あまりの増加ぶりに,サイトがダウンすることもあった。またコンテンツも増加してHTMLファイルは約11
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