ピンタゾウガメのロンサム・ジョージ。ガラパゴス諸島のチャールズ・ダーウィン研究所で撮影。 (Photograph by Pete Oxford Minden Pictures/Corbis) もしゾウガメに天国があるとしたら、「孤独なジョージ」はもはや孤独ではないだろう。推定100歳のゾウガメ「ロンサム(孤独な)・ジョージ」は、現地時間6月24日、サンタ・クルス島にあるガラパゴス国立公園内のチャールズ・ダーウィン研究センターに設けられた飼育施設の中で死んでいるのが発見された。 メスのカメを寄せ付けなかったことで知られ、「ロンサム」もそこから付けられた。ガラパゴスゾウガメの亜種、ピンタゾウガメ(学名:Geochelone abingdoni)唯一の生き残りだったと考えられている。 国立公園の声明によると、長年ジョージの世話をしてきた飼育係のファウスト・ジェレナ(Fausto Lleran