10月28日、カナダの上院議員が、国を代表する動物「国獣」を現在のビーバーからホッキョクグマに変更すべきと主張している。ハドソンベイで昨年11月撮影。提供写真(2011年 ロイター) [トロント 28日 ロイター] カナダの上院議員が、国を代表する動物「国獣」を現在のビーバーからホッキョクグマに変更すべきと主張している。 与党保守党のニコール・イートン議員は28日の上院議会で、ビーバーは「歯に問題があるネズミ」であり、水辺にある同議員のコテージに毎年被害を与えていると主張。国獣は時代とともに変更できるとし、「ホッキョクグマはその力強さ、勇気、見識の高さ、そしてその品格が(カナダを代表するに)ふさわしい」との意見を述べた。 ビーバーは1975年、生皮への高い需要から17─18世紀初めにかけて欧州勢力の北米進出を加速させたことにちなみ、国獣に指定された。 イートン議員が言及することはなかったが