我らが先任教官ハートマン軍曹によれば「地上最強の兵器は海兵だ……彼のライフルだ」とのことですが、そんな彼らも最後の切り札とするのが銃剣突撃。この訓練がイギリス連邦の一員であるオーストラリア・ニュージーランド両軍と共に行なわれたようです。 これは年一回、環太平洋諸国の軍によって行なわれる演習「Australian Army Skill at Arms Meeting 2011」の一コマ。部隊全体の動きよりも兵士1人1人の射撃技術に着眼するもので、様々なシナリオに沿って射撃訓練が行なわれます。 その中の「銃剣コース」にはオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ海兵隊が参加。短距離ダッシュしてターゲットを刺突、その後100m向こうにあるもう1つのターゲットに20秒以内に5発射撃、さらに50m前進しもう5発というシナリオ。刺突はともかくダッシュ後の射撃は実戦ではよくあるため、最近の海兵隊ではよく