東大安田講堂、あさま山荘などで活躍した著者が今まで記していなかった「よど号」「シンガポール・シージャック」等との対決の日々を描く 担当編集者より 東大安田講堂、あさま山荘事件等で活躍した著者が、今まで記していなかった「よど号」「シンガポール・シージャック」「ダッカ」事件等の捜査上の裏舞台を初めて描いた作品です。テロリストの理不尽な要求を前にして、超法規的措置を取り屈伏する政府の対応に切歯扼腕(やくわん)する7年間でした。この頃から日本は国家としての矜持を失い今日に至っているのではないかとの問題提起の書でもあります。(ST)