2020年の東京オリンピック開催へ向けて、外国人旅行客を獲得すべくさまざまなサービスが生まれつつある。しかし、実態は外国人旅行客のニーズとは合致しないことも多く、日本人が当たり前と感じている何気ない文化にこそ、ビジネスチャンスが隠されているケースも多いようだ。 そんな日本人だけではなかなか気づくことのできない盲点に着目したのが、今年2月にローンチ予定の、外国人旅行客を対象にした旅行シェアリングサイト『Odigo』だ。同サービスは、外国人観光客がより自由に日本での旅行ツアーを楽しめるよう、マップやスケジュール帳などを組み合わせて、個々で旅行プランをカスタマイズすることのできるサービスを開発している。レストランや博物館など、ローカルのスポットにはレビューを書き込めるようになっており、その情報元は、日本人を含むローカルに根づいたライターや識者、アーティスト、フォトグラファーだ。 同サイトを手がけ