インクトミ(英: Inktomi Corporation)は、インターネットサービスプロバイダ向けのソフトウェア開発を行っていたカリフォルニア州の企業である。1996年、カリフォルニア大学バークレー校の教授エリック・ブリューワー (Eric Brewer)と大学院生ポール・ゴーチエ (Paul Gauthier) が創設し、彼らが開発した検索エンジンが人気を呼び会社を設立するが、インターネット・バブル崩壊後に Yahoo! に買収される。 開発したソフトウェアが当時人気を博していたクローラ式検索エンジンHotBotに採用されてAltaVistaよりも多く利用されるが、後年はグーグルにその座を奪われる。2005年10月、エリック・ブリューワーがセミナー講演[1]で、AltaVistaは単一マシン上で全作動を完結するがインクトミの分散コンピューティング技術を用いるスケーラビリティの優位さを強調