同社の日本拠点の人員は現在、約30人。今年移転した新オフィスでは60人程度まで増やせるという。今年も数名増える予定で日本統括責任者の尾上征児マネージングディレクターは、「より特定業種のリサーチに基づいた投資判断を下せる運用人材を拡充したい」と述べた。 また、日本拠点としては初の試みとして夏休みの短い日本の大学生に合わせた5日間のインターンコースを始めた。学生は終了後、選考に残れば19年の10カ月コースに参加できる。約80人の応募から選ばれた7人の専攻は経済学以外に農業科学、数学、生化学とさまざま。同社では日本以外の拠点では、アナリストになるための新卒生対象の10カ月のインターンコースと、その前段階として10週間の夏期インターンコースを設けていた。 若い人材 石油価格が上昇すれば、代替需要で石炭会社が潤い、石炭を運ぶ鉄道会社も好調、車両連結時に使うトランシーバー会社が儲かるーー。夏休みが終