先日飲み会の席で、 「人が妙に小さく見える展望台があるんですよ。」 と教えてもらった。 高いところから下を見下ろせば、人が小さく見るのは当然の理だ。が、そこは実際の距離感よりもずいぶん小さく見えるという。目の錯覚なんだとか。 面白そうだったので、さっそく行って写真におさめて来た。 それが以下である。 (text by T・斎藤) フェイクではありません 上の写真、人形ではないし、写真を加工したのでもない。ただ普通に、海岸に立って携帯電話をかけてるところを上から撮っただけである。 なのに、この小ささ加減は一体なんだろうか? まるで小人がそこに立ってるようではないか。 なぜこんなふうに見えるのか、ことの次第を順を追って説明していきたい。 天皇もご展望された、由緒ある展望台 やって来たのは、長崎は島原半島にある愛野展望台。 眺望の良いところとして昔から有名だったのだろう、天皇陛下もここでご展望さ