やけのはらがラッパーとしての2作目のアルバム「SUNNY NEW LIFE」をリリースした。トラック制作にVIDEOTAPEMUSICやDorian、キセルらを迎え、ゲストボーカルで高城晶平(cero)と平賀さち枝が参加した今作は、洗練されていながらもノスタルジックな風景を感じさせるポップソングが満載。このアルバムが完成した現在の心境を、やけのはらに聞いた。 取材・文 / 神戸真一 撮影 / 雨宮透貴 「ドリーミーミュージック」という定義 ──今回のアルバムはすごく開放感のある作品に仕上がりましたね。前作「THIS NIGHT IS STILL YOUNG」からの流れでも聴けつつ、またまったく別の季節感も感じられて、とても楽しみました。CDをループにして、これしか聴かなかった日もあるぐらいで。 ああ、それはうれしいです。ありがとうございます。 ──この「開けた感じ」というのは、制作を始める