ジュゴン発見現場 10日午前9時18分ごろ、沖縄テレビの宮城宗徳カメラマンが、名護市嘉陽の沖合約1キロで、ジュゴン1頭の撮影に成功した。同社によると、体長は推定2~3メートル。 同社がジュゴンを撮影したのは2005年以来8年ぶり。 映像には、人魚のような特徴的な尾びれを持つ青白いジュゴンが、ゆったりと泳ぐ姿が収められている。海面から頭を出して潮を吹く様子も映っている。 発見場所は、餌となる藻が広がっており、ジュゴンの姿が度々確認されているという。 宮城カメラマンは「良好な藻場を求めて、回遊していたのではないか。辺野古の海でジュゴンがしっかり生きていることを、初めて自分の目で確認することができた」と話した。