マルチコアに対応しているmgzipとpbzip2を使えば、ファイルの圧縮/復元処理にマルチコアの真の実力を解放させることができる。ここでは、実際にそれぞれの処理に要する時間を計測してみた。 デスクトップコンピュータに搭載されているCPUのコアは2個から4個、やがては8個へと増加の一途をたどっている。それに応じてソフトウェアが計算量の大きな処理を並列処理する能力の重要性も増している。圧縮関連のツールでは、mgzipとpbzip2がマルチコアに対応しており、前者は圧縮処理に、後者は圧縮とその復元処理にマルチコアを活用できる。 どちらの場合も、圧縮ファイルの復元は、それぞれの標準ツールで可能だ。つまり、pbzip2の圧縮ファイルにはbzip2を、mgzipの圧縮ファイルにはgunzipを使う。Fedora 8の場合、pbzip2のパッケージが標準リポジトリーにあり「yum install pbz
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