Sophosの調査で、Macを狙ったマルウェアよりも、Windows版のマルウェアに感染しているMacの方が多いことが分かった。 セキュリティ企業の英Sophosは4月24日のブログで、Macに対するマルウェア感染の現状について調査した結果を公表した。Macを狙ったマルウェアのほか、Windows版のマルウェアに感染しているMacも多数見つかったと伝えている。 この調査では、SophosのMac向け無料ウイルス対策ソフトウェアをダウンロードしたMacのうち10万台について感染状況を調べた。その結果、2.7%(36台中1台)がMac OS X版のマルウェアに感染していることが判明。その大半を、ウイルス対策ソフトウェアを装ってユーザーをだますマルウェアや、Javaの脆弱性などを悪用するFlasgback系のマルウェアが占めていた。 一方、Windows版のマルウェアに感染しているMacは20%