僧衆のひとりとして、旅客機に乗る。 お坊さんの集団移動が、いざ当事者になるとこれほど特異なものに映るとは思わなかった。タイ仏教における法衣は、むろんこの鮮やかさである。新米僧侶となれば通常はほぼ新品の法衣を与えられるため、発色も余計に良い。このオレンジ一色に身を包む集団が町なかをゆけば、雑踏のなかそこだけ鮮やかな原色が炸裂するかのように良く目立つ。おまけにみながそろって「剃りたて」なのだ。店々の明かりを各々に後頭部やおでこで照り返し、むやみにまぶしい。 そこまでは想像できていた。しかしその先は。 出家式を終えてひと晩を明かしたのち、ロットゥと呼ばれる乗り合いバンをチャーターしてドンムアン空港へ。バンコクからチェンマイへの国内空路移動。出発ロビー階へ降り立つと、一般の旅客でごった返す馴染みのある光景がそこには広がる。光景はいつも通りなのだけれど、こちらの心構えが変化していることにまず気づく。
タイ北部の洞窟で6月下旬から7月にかけ世界中の注目を集めたサッカー少年らの遭難事故は、残念ながら救助側にひとりの犠牲者を出したものの、最小限の被害で解決した。 ⇒【画像】 出家の期日は自由に決められる。この僧たちは祖父の葬儀のためだけに半日だけ出家した その後少年らの体調も回復したのだが、遭難した少年とコーチ13人のうち12人が出家して、寺院にて短期修行に入った。 ◆タイにおける「出家」の意味 タイは仏教徒が国民の94%とされ、一般的な生活にも仏教の教えが根づいている。特に、徳を積むことを「タンブン」といい、タイ人はタンブンを大切にする。 例えば、日々寺院には僧侶の食料を届ける人もいるし、困った人を助けるという行為もタンブンとなる。災害時の支援やボランティア活動もそのひとつで、他国の慈善団体の活動とは動機が異なっていることが多い。タンブンは徳を積むためで、すなわち次の人生で自分がよき状態で
タイ人でイスラム教徒の友人が何人かいます。彼には彼女もいて、お酒も浴びるよう飲むのですが、イスラムの掟ではいずれも禁止ではないのですか? タイ人の多くが仏教徒ですが、全人口の4%はイスラム教徒です。その多くはタイ南部に居住していますが、バンコクにも沢山のイスラム教徒の皆さんが暮らしています。モスク(イスラム寺院)を目にしたことがあるという人も多いと思います。 確かにイスラム教徒の教えではお酒を飲むことも、婚前交渉も禁止されているものの、それは建前として、お酒や婚前交渉を楽しむ人も中には居るようです。それはタイに限ったことではないですね。 もう一つよく知られているイスラム教の教えに「豚を食べてはいけない」というものがあります。この教えは頑なに守っているように感じます。 (2014年7月21日掲載)
とかく女性が多い主人の友人なのだが、その中でも数人の男友達の一人である高校時代の同級生にソンポンと言う友人がいる。 彼は、高校時代は特に目立った秀才でもなかったが、高校卒業後軍隊に入り、軍隊生活を2年続けた後、軍隊生活の中で独学をしながら、カセサート大学でエンジニア学部に合格し、大学卒業後は民間の会社に引っ張られて、その後も引き抜きを繰り返し、今は月収6万バーツくらいというタイ人としてはかなりの高給取りとなった…という出世頭の友人である。 ところが、その彼にも満たされない部分があった。 彼は、外見もそう悪くはない、エリートサラリーマンという風貌なのだが、何故か未だに未婚なのである。 タイだと、「ゲイだろう」などと言う事がささやかれるが、彼は至ってノーマル、過去にも数人の女性と交際して来たが、結婚には至らなかった。 その過去の交際相手も、看護婦、スチュワーデス、女医…となかなか高学歴で容姿端
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