親子でテレビゲーム画面に見入るのもいいが、たまには向き合って互いの表情を見ながらゲームを楽しんではどうだろう。この冬休み、家族で楽しめるボードゲームやアクションゲームなどのテーブルゲームを専門家に評価してもらった。 上位を占めたのは海外発のゲーム勢だった。1位は米国の「チケットトゥライド」=写真。1900年の北米大陸が描かれた盤上で、各プレーヤーが「それぞれ指定された2都市間をつなぐ」という課題をこなしながら、ポイントを集めていく。 他のプレーヤーがつなぎたい路線を推理して邪魔しながらゲームを進めるので、駆け引きも必要。日本での発売は2006年だが「奥が深くて、飽きない。ゲーム好きが以前から評価していた」(ゲームプロデューサーの百田郁夫さん)という。 2位の「ブロックス」はフランス生まれの陣取りゲーム。プレーヤーは赤、黄、青、緑に分かれ、盤上で自分の色のピースの角と角をつなぐように並べてい