もう「自称オリジナル」にダマされない 隠れ海外OEM製品の見抜き方:牧ノブユキの「ワークアラウンド」(1/2 ページ) ネットがまだ本格的に商取引で使われていなかった90年代の半ば頃までは、海外のメーカーから買い付けた製品をそのまま国内で売れば、ユーザーにそのユニークさを面白がってもらえるとともに、売上もそれなりに上げることができた。 しかし現在は海外のマイナーメーカーの製品であれど、画像検索をすればすぐに「元ネタ」を見つけられる時代である。海外から直接こうした製品を買う個人ユーザーも少なからず存在しており、誰にも元ネタを気付かれないまま海外から仕入れて販売するのは、難しくなりつつある。 こうした海外製品の取り売りは、法的に何らかの問題があるわけでは全くないが、そもそもこうした製品は検証が不十分なまま売られることも多い。また、輸入にかかるコストや為替レートを差し引いても割高で、OEM元を隠