白状します。数年前まで私は旅先で地図アプリに頼らないという、謎のこだわりを持っていました。インターネットは宿のWiFiで十分。 予め行きたいスポットを書き出し、そこにちまちまと地図を貼り付けて、出発前にオリジナルのしおりを作成。ド級の方向音痴につき、しょっちゅう道には迷っていましたけどね。 でも、迷った時は地元の人に訊けばいいじゃないか。そこで生まれるコミュニケーションこそが旅の醍醐味じゃないか。もっと言うと、旅行の間くらいデジタル・デトックスしなきゃ、生き物としての勘が鈍るんじゃないか――そんなふうに考えていたんです。 しかし、やはり地図アプリは超便利。意固地になって時代の流れに抗う意味がわからなくなってきました。マップのみならず、翻訳系のアプリも含め、もはやスマホなしの海外旅行は正直しんどいかも。 ポケットWiFiとプリペイドSIM 海外でスマホを使うには、ポケットWiFiをレンタルす