落語ファンの誰もが知る演目といえば、「時そば」と「片棒」。しかしこの名作を「ビジネス視点」を持って聞いてみると、全く新しい発見があるようです。そんなユニークな読み解きを試みているのは、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さん。坂口さんは自身のメルマガ『j-fashion journal』で今回、上記2つの噺の内容を紹介しつつ、そこから得られるビジネスヒントを記しています。 ファッション業界からビジネス全体を俯瞰する坂口昌章さんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ ビジネス視点で「落語」を聞くと見えてくるもの 1.時そばと商売 時そばという落語があります。登場人物は、二人の男と二軒の屋台のそば屋の親父。 最初の男は、お世辞を使いながら、油断させて、一文かすめるという遊びをします。 細かいのしかねぇんだ。悪いけど、手出してくんな。いいかい、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つ、今何