Internet Explorer 6(以下IE6)は当然のことながらWindows版しか存在しないが、Wineを使えばLinux上でIE6を実行できる。ここでは、FC4+Wine 0.9.10という環境を前提に、IE6を実行してみる(Wineのインストール方法は、LinuxでWindowsアプリケーションを動かすには参照)。 注:前バージョンのWine 0.9.9ではインストールできなかったが、原稿執筆時点での最新版である0.9.10ではインストールできた。しかし、動作は安定しているとはいえず、特にFlashを使ったWebページでは、多くの場合IE6がハングアップしてしまうようだ。 作業は、GNOMEターミナルなどから行う必要がある。また、すでにWineでほかのWindowsアプリケーションを使用していると、IE6のインストールがうまくいかない可能性があるため、以下のようにWineの設定