ゾウが国の象徴として大切にされているタイで、赤ちゃんゾウ6頭が泥沼にはまり身動きがとれなくなっているのが見つかり、5時間がかりの救出作戦が繰り広げられました。 6頭は、いずれも赤ちゃんのゾウで、群れのほかのゾウとともに沼に入ったものの、抜け出すことができなくなって置き去りにされたとみられています。 6頭は28日になっても沼に残されていたことから、見かねた監視員たちが、およそ5時間かけて沼の縁を掘って坂道をつくりました。するとゾウたちは坂道をたどって懸命にはい出し、先を行くゾウが滑り落ちそうになると後ろから支えるようなしぐさも見せながら、力を合わせて泥沼から抜けだしました。 人々が見守る中、6頭は無事沼から脱出し、森の中へと足早に姿を消していきました。 タイでは、ゾウは王室とのつながりが深い神聖な動物である一方で、荷物の運搬を担うなど庶民の生活にも深く関わり、国の象徴とされているだけに、ネッ
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