「変わっていく司法」の側面もドラマを通じて知ってもらいたい清永聡さんインタビュー(「虎に翼」取材担当)9月27日(金)に最終回を迎える朝ドラこと連続テレビ小説「虎に翼」(NHK)。日本ではじめて女性弁護士、裁判官になった三淵嘉子さんをモデルに、その半生を大胆に再構成してリーガルエンターテインメントに仕立てたドラマは最後にどこへ向かうのかーーと思ったら、主人公・寅子(伊藤沙莉)の前に、尊属殺人に少年法改正、政治からの司法の独立など難問が立ちふさがる。 寅子は、かつての上司で家庭裁判所の礎を築いた多岐川(滝藤賢一)のバトンを受け取って、少年たちの犯罪と徹底的に向き合っていく。 三淵さんや、多岐川のモチーフ・宇田川潤四郎さんについて書いた著書をもち、ドラマの取材を担当した清永聡さんは、主に史実面を受け持ってきた。清永さんがどうしても物語に入れたかったことと、その理由について聞いた。 清永聡さんと