2009年5月19日に、NTTドコモの新機種・新サービスが発表された。国内で初めて、OSにAndroidを搭載した“Googleケータイ”こと「HT-03A」が大きな注目を集めたが、真に注目すべきポイントは“iモードブラウザの大幅な進化”といえる。 10年目にしてiモードブラウザが2.0に進化 Androidに注目が集まった今回のNTTドコモの発表だが、より今後のモバイルの世界に大きく影響を与えるであろう要素は、「iモードブラウザが激変した」ということだ。 iモードをはじめとする携帯ブラウザは、これまでXHTMLやFlashが使えるようになるなど地道ながら着実に進化を遂げてきた。とはいえ、基本的に10年間、クラシカルなHTMLベースのシンプルなWebサイトが閲覧できるのみであることには変わりはない。それゆえ自由なレイアウトができない、JavaScriptが使えないなど、表現力が著しく向上す