深刻さを増す一方の、新型コロナによる失業。解雇や雇い止めが8万3000人を超え、緊急事態宣言の延長で、より厳しい状況に追い込まれるケースもありそうです。20年続けた居酒屋を閉め再出発する男性や、デリバリーで学生と飲食店を支える取り組みを取材しました。 ■宣言延長でさらに深刻化も1日、東京・渋谷のハローワークでは、多くの方が利用していました。 緊急事態宣言の延長で、さらに苦しさが増す人もいます。 求職中の元旅行会社勤務(20代) 「未来が見えないのが当たり前、明日のことが分からないのが当たり前。まひしちゃいました」 派遣切りにあった事務職女性(30代) 「新しく就職しようという者が門をたたけるのか。(今後求人の)窓口すらないような気がして…」 8万3000人を超えた、コロナによる解雇や雇い止め。厚生労働省によると、1月22日時点で見込みを含めて8万3713人にのぼります。