マイク・トムソン、BBCヴィクトリア・ダービシャー・プログラム インターネット上の性的虐待動画に映されているフィリピンの未成年の3分の2が、両親や家族によって搾取されたとみられている。こうした動画の多くは、西側諸国の人々がお金に困った家族に資金を出して製作されているという。 動画を買う人は未成年への虐待内容を指示し、ライブ配信やアップロードされた動画を自宅で視聴するという。 人権団体インターナショナル・ジャスティス・ミッションによると、こうした動画の被害者には生後6カ月の乳児も含まれる。 フィリピン政府は、こうした虐待への対処を進めていると話している。 ■「カメラの音」 国際行方不明・被搾取児童センターの報告によると、インターネット上で児童性的虐待の疑惑がかかる案件は5年前の10万件超から、昨年は1800万件まで急増した。 特に、フィリピンがこの問題の中心になっていると考えられている。 現