カタール政府が助けてくれたそこで、彼女は「カタールのアメリカ大使館で働く、昔のルームメイトに連絡した。彼女は『私の上司ならきっと協力してくれるはずだ』と言ってくれた」。 そして、ルノーは8月9日にカタールへと飛んだ。到着するやいなや、少女たちの救出に必要な事務処理を大使館で連日徹夜で行ったと話す。 15日にはタリバンがアフガンの首都カブールを制圧。大統領が国外へと脱出し、混乱を極めるなか、数日後に「ロボティクス・チームの少女たち10人がカブールから(カタールの)ドーハへ無事に到着した」との声明が、カタール外務省と同ロボティクス・チームをサポートする非営利団体「デジタル・シチズン・ファンド(DCF)」より出された。 DCFの声明によれば、カタールーアフガン間の往復便は何度もキャンセルになり、少女たちはなかなか搭乗できなかったようだ。しかし、「カタール政府の多大な支援により、少女たちを搭乗させ