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映画と差別に関するshigatu_bakaのブックマーク (1)

  • 映画『ジョーカー』が描いた「下級国民の反乱」(橘玲)

    最近のハリウッドは「人種多様性」が重視されるので『ジョーカー』に黒人が出てくるのは不思議ではないが、その登場には一貫した規則(ルール)がある。黒人はアメリカ社会では少数派(マイノリティ)だが、アーサーが出会う黒人は、全員がほんのすこしだけ恵まれているのだ。 バスで出会った黒人の母親は、貧しい暮らしをしているかもしれないが家族がいる。セラピストと精神科医は専門職の仕事で、精神科病院で働く黒人男性は(少ないとしても)安定した給料を受け取っている。同じ階の黒人女性も、貧しいながらも働いて子どもを育てている。すなわち誰もが社会のなかで、仕事を通して、あるいは家族と共にいることで、自分の居場所を持っている。 それに対してアーサーは仕事を失い、認知症の母親は一方的に甘えるだけで相談相手になってはくれず、自分がこの世界に「存在」しているかどうかすらあやふやになっている。これが意図的な演出かどうかはわから

    映画『ジョーカー』が描いた「下級国民の反乱」(橘玲)
    shigatu_baka
    shigatu_baka 2022/09/04
    “中流から脱落した白人たちは、黒人がマイノリティであることを盾にとり、アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)で「不正に」恵まれていると怒っている。”アンフェがよく言う「逆差別」ってやつ。
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