援交女子高生、児童虐待の母親…その隣にいた男性は? 今年はずっと、陰鬱な気分になる性犯罪や児童虐待事件の報道が絶えない。 性犯罪そのものはもちろん問題だが、それに対して司法が「合意じゃなかったとは言い切れない」といった冗談のような理由で無罪にしていたり、不起訴にしていたりする。ネットでも「女から誘ったんでしょ」「自衛が足りなかったのでは?」「どっちもどっち」などという意見を探すことに、大した手間はかからない。 父親からの虐待によって子どもが死亡した事件の報道には「母親は何をしていたんだ」と声が上がり、母親も同じく虐待被害者であり正常な判断も行動もとることができなかったと発覚すれば「いやいや、どんなになっても最後まで子どもを守るのが母親の役目だろう」「母親失格」「母親も虐待に手を貸したって自供したぞ」と、どこまでも被害者を追い詰める言説が後を絶たない。 女子高生が援助交際の果てに出産した子ど