横浜市旭区で不動産会社の女性社員(23)が刺されて重傷を負った事件で、強盗殺人未遂容疑で逮捕された住所不定の無職、西山優希容疑者(24)が「新型コロナウイルスの影響で働けなくなった。目的は金で、生活が苦しかった」という趣旨の供述をしていることが27日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警捜査1課は詳しい動機を調べている。 捜査関係者によると、西山容疑者は昨年まで同区内で土木関係の仕事に就いていたが、その後、退職。昨年末から今年3月ごろまでは大阪府内におり、風俗関係の仕事をしていたが、「コロナの影響で働けなくなって横浜に戻ってきた」などと話しているという。 その後は「ネットカフェで寝泊まりをしていたが、お金が無くなった。路上生活をした後、犯行に及んだ」という内容の供述もしているという。