せどり(競取り、糶取り)とは、「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)」を指す。古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に転売すること。」を指す言葉[1]。 一般的にはひらがなで「せどり」と書く。辞書では「競取り」という漢字が当てられているが、元々は「糶取り」という字が使われていた。[要出典] 「糶取り」の「糶(ちょう、せり、うりよね)」とは、「米を売りに出す」の意で、そこから「米の競り売り」や「行商」のことを指す。「糶取り」とは「糶取る」の連用形である。なお、漢字の「糶」は音を表す「䊮」と意味を示す「出」から構成される形声文字で、もともと中国語の「食料を売る」を意味する単語を表記した。 『書物語辞典(1936年 古典社)』によると、語源は不明。漢字は当て字で「糶取」「背取」などと書き、『せどりの營業は、店舗から店舖を訪問して相