29日午前9時35分頃、航空自衛隊築城(ついき)基地(福岡県築上町など)で催されていた航空祭で、基地上空を単独でショー飛行していたF15戦闘機(一人乗り)の水平尾翼左前部と垂直尾翼左側のそれぞれの一部分が落下した。 築城基地や福岡県警豊前署によると、落下した部品はバラバラになって基地一帯に落下したとみられるが、今のところけが人や建物への被害の情報はないという。この戦闘機は部品落下の直後、同基地に着陸。乗員にもけがはなかった。 航空祭はこの日午前8時から始まり、当時は約2万5000人が来場していたという。