日本映画、日本文学、歌謡曲などを元に、極東である「日本」の商品を語ります。懐古趣味ばかりですが、どうかよろしくお願いします(^。^)博士の愛した数式 この小説を読んだきっかけは、たまたまでした。 当時、派遣社員をし、契約のはざまで、プラプラしていました。 何もしないのも嫌だと思い、図書館に行き、 適当に本を探していたら、この小説に出会いました。 しかし、書籍ではなく雑誌で、 確か「小説新潮」に掲載されていたと思います。 わたしは、浪人の時に、生意気にも文学に興味を持ち、 田山花袋の「蒲団」から読み始めました。 蒲団・一兵卒 (岩波文庫) まだまだ若気の至りでしたが、 文学の大事な点は、いかに人間を表すかにある、と思い、 教科書に出て来るような作品を手にしました。 そのうち、現代小説も読んでみようと思いましたが、 阿刀田高などのエンターテイメント系のいくつか以外、 わたしにはなじむことができ