大山・松峰神社概要: 松峰神社は大館市の北部にある大山の山頂付近に鎮座しています。案内板には「松峰神社は、言い伝えによれば、平安時代初めの弘仁8年(817)弘法大師によって開基され、金銅の大日如来を本尊とし、四民安全を祈願した。弘仁13年(822)には左大臣誠公が御堂を建立したが、天安3年(859)3月3日、当地方を襲った大地震により、御堂、仏像、その他すべて埋没してしまった。しかし、寛平7年(895)宇多天王の御勅願所となり、奉行小野良房が再建した。以後5百年余年間の状況はつまびらかでないが、室町時代に至り、秋田郡比内庄司となった浅利氏が応永9年(1402)御堂を修復して祈願所とした。浅利氏滅亡後、第三代大館城代佐竹義房(万治元年-1658より27年間)が本尊として千手観音を祭り、真言宗松峰山千寿院として再興した。その後本尊が不動明王に代わり、再三火災に合ったが、その都度再建されて幕末に