2009年07月28日22:00 カテゴリ書評/画評/品評 s/日本/社会/g - 書評 - 日本の難点 旅の道連れに購入。 日本の難点 宮台真司 歯切れがよくて面白かった。 それだけに、「真に受ける」とアブナイとも感じた。 おっちょこちょいの私が見てさえ、錯誤が少なくない本書ではあったが、本書の問題提起はそれを補ってあまりあるものかも知れない。 それは、社会の難点とは何かということだ。 本書「日本の難点」の主題は、「日本」ではなく「難点」にある。何の難点かというと、社会である。本書において日本というのはあくまでも例題であり、主題ではない。 目次 - Amazonより はじめに 第1章 人間関係はどうなるのか? コミュニケーション論・メディア論 第2章 教育をどうするのか? 若者論・教育論 第3章 「幸福」とは、どういうことなのか? 幸福論 第4章 アメリカはどうなっているのか? 米国論