日経225オプション取引 日経225オプション取引の売買戦略(ストラテジー)には、日経平均株価が下落すれば有利になる「シンセティック・ショート」と 「ベア・スプレッド」という、「弱気のストラテジー」があります。 ■シンセティック・ショート 限月が同じプットを買って、コールを売ることで、先物取引の売りに近いポジションをつくり、利益を狙うという戦略です。 日経平均株価が下落すれば利益を得ることになり、上昇すると損失となってしまいますが、権利行使価格をうまく選ぶことで、先物取引のポジションよりも、リスクの調整をすることができます。 また、シンセティック・ポジションの特徴として、必要証拠金が先物取引と比べて少なくおさえられる点が挙げられます。 「シンセティック・ショート」で得られる利益には制限がなく、また、損失も限定されていません。 ■ベア・スプレッド シンセティック・ショートと比べると、得られる