『顎関節症の症状について』
今回は「顎関節症の症状」についてです。 ＊顎関節症の代表的な症状 顎関節症の主な症状としては「５つ」あります。 これらの症状が１つ、またはいくつかの症状が重なって現れます。 １．あごの痛み 顎関節や周辺の頬やこめかみの痛み。 口の開閉時や食べ物を噛むときなど、あごを動かした際に痛みがあるのが特徴。 あごの動きとは関係なく痛む場合には他の病気の可能性が高い。 ２．開口障害（口が大きく開けられない） 正常な場合だと縦に指が３本分（４０～５０mm）入るところが、指が２本程度（３０mm）、もしくはそれ以下しか入らない。 あごを動かすと痛みがあるので無意識に動きを抑えてしまっている場合と、顎関節に異常があって口が大きく開けられない場合とがある。 急に口が開かなくなる場合のほか、徐々に開きづらくなっていく場合もある。 ３．関節雑音（あごを動かすと音がする） あごを動かしたときに耳の前あたりで「カクカク
『顎関節症（がくかんせつしょう）について－（２）』
前回に続き「顎関節症」について書いていきたいと思います。 最後までお付き合いいただければ光栄です。 ＊顎関節症の症状 「硬いものを食べた後、あごが痛くなったが、しばらくしたら自然と治った」というような軽い症状を含めると、日本人の二人に一人は何かしらの「あご」の異常の経験があるのではないかとも言われています。 あごの症状といっても、上述したように放っておいても自然に治るものもあり、必ず悪化していくという疾患ではありません。「患部を安静にする」・「生活習慣を改善する」・「薬を服用する」などの治療で８０％程度の人は良くなっているそうです。 重症になると手術が必要になったり、症状もめまいや痛みなどが全身に及び、さらに開口障害により食事の摂取が困難になったりと、精神的にも影響を受けるなど、日常生活もままならないほどの症状に苦しむ患者さんもいらっしゃいます。 ＊顎関節症は、女性に多く、２０～３０代がピ
『顎関節症（がくかんせつしょう）について』
今回は「顎関節症（がくかんせつしょう）」について色々と調べてみましたので、気になる方は参考にしていただければと思います。 ＜顎関節症の３大症状＞ ・顎（あご）が鳴る ・顎（あご）が痛む ・口を大きく開けられない 顎関節症は、若い女性に急増していると言われてますが、自然に治る症状の軽いものから日常生活にさえ支障をきたすような深刻な症状に苦しめられる重症の方もいらっしゃいます。 「何が原因なのか？」 「なぜ、若い女性に増えているのか？」 これは、生活習慣や姿勢、食事など、人間の身体全体を見直すことが必要であるという警鐘が含まれているのかもしれません。 「顎関節症」とはどのようなものなのか調べてみましたので、是非ご覧下さい。 ＊顎関節症の定義 〔顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節（雑）音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関
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