米国のGoProが開発した小さなカメラ「GoPro」が先鞭をつけたアクションカムというジャンル。初めてのデジタル版GoProが登場したのは2007年のこと。そして、ヘルメットに取り付けて映像が録れる「Helmet HERO」が出たのが2008年。 当時、自転車に乗るときのヘルメットに付けて映像を録ってみたことがあるが、ブレがひどく画質もさほどよくなくて、まだまだこれからのジャンルだなと思ったものだが、撮影に不要な部品を全て排除して徹底的に小さく軽くしたことと、さまざまな場所に取り付けられるように、オプションを充実させるという今のアクションカムにつながる要素はすでにあったわけだ。 そして数年前、テレビ番組に出演したとき、ロケ現場へ行くとビデオカメラに加えて、GoProも当たり前のように用意されていて、時代も変わったなあと思ったものである。 GoProのヒットを受け、本職でカメラを作っていた会