パナソニックは5日、パソコンの販売地域を現在の日米欧から全世界に拡大する方針を明らかにした。グループの営業網を活用し、平成21年度上期(4~9月期)から企業向けに販売を始める。同社では景気後退でパソコン販売が世界的に伸び悩んでおり、企業のパソコン導入が遅れていて中長期的な成長が見込める中国、インドを中心とした新興市場に進出することで収益拡大を図る。 関連記事ドコモ携帯販売台数、10年ぶりの2千…パナソニックの三洋電機子会社化、夏に…記事本文の続き パナソニックは、一般的なノート型の「レッツノートシリーズ」を国内向け、耐久性に優れたノート型の「タフブックシリーズ」を欧米中心に販売しているが、それぞれの主力2、3機種を中国や東南アジア、ロシア、インドなどで売り込む。米ヒューレット・パッカードなどの世界大手に比べ、信頼性や耐久性が優れている点をアピールし、オフィスや営業先での利用に加え、ガス会社