経済に関するshinemon99のブックマーク (3)

  • 相対的貧困は解決できるか - 内田樹の研究室

    晩ご飯のあと、ごろんと寝ころんだら書棚にあった『貧困を救うのは、社会保障政策か、ベーシック・インカムか』(山森亮・橘木俊詔、人文書院、2009)というの背表紙が眼に入った。 そのまま手を伸ばして読み始める。 書架というのはこういうときに便利である。 読み始めたらおもしろくて、最後まで読んでしまった。 橘木さんは67歳の経済学者、山森先生は40歳の社会政策学者。学問的なアプローチも、ものの考え方もずいぶん違うけれど、きちんとした対話になっている。 相手と意見が違うときも、ふたりとも遠慮なく「私はそうは思いません」と言うけれど、それはたいていの場合、相手の発語を塞ぐというより、「それ、私にもあなたにも、どちらにもわからないことでしょう」という表示である。 過去の事例だけれど、まだ成否の検証が済んでいない政策と、未来予測に属する政策については、「私はあなたと評価を異にする」ということを表明して

    shinemon99
    shinemon99 2010/02/16
    「絶対的」か「相対的」かの区別が「主観的」だと何が言いたいのかわからん。今の仕事じゃ、なんとか生きては行けるけど、結婚して子供に必要な教育を受けさせるのは無理。って人はどっちなんだ?
  • この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記

    “格差”を絵で表現すると下記のようになります。 左側の水色さんは丸々太ってメタボ気味だし、コートも来ているし、両手に貯金も持っている。 一方、右側の黄緑さんは皮下脂肪の蓄えもないし、コートもなければ貯金もありません。 恵まれている人は二重三重のセーフティネットに守られているんです。正社員で、病欠も認められ、貯金もあり、助けてくれる家族もいる。 けれど寒空に凍える人は雇用も不安定で貯金もなく、親族もみな同じような状態だから頼る人もいない。 こういう二種類の人がいる世の中が、大不況に陥りました。寒風が吹き、仕事もなくなった。 でも水色さんには大きな痛みはありません。 ぬくぬくしたコートを着ているし、べ物もある。ボーナスは減ったけど、まだ貯金もあります。 一方、不況は黄緑さんには死活問題です。寝るところ、べるもの、生きる意味、すべてが危機にさらされる・・。 さて、ある社会に 100人の人がい

    この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記
    shinemon99
    shinemon99 2009/12/06
    わお!その通りです。ついでに思ったのは、世代が若くなるほど緑人口率が多くなってるのに、社会の中枢にいる人は自分の身の回りのことしか見てないから実感がないんじゃないか。
  • 新訳:カール・ポランニー『大転換』

    屋の店頭に並んでた。ちょっと前にid:hicksianさんからの情報で、訳者である野口建彦氏が、スティグリッツが『大転換』に寄せた序文を訳出していることを知った。 「ポラニーの知的遺産と二人のノ−ベル経済学賞受賞者のポラニ−評価」 http://www.eco.nihon-u.ac.jp/assets/files/06-01noguchi_wp.pdf(このファイルの後半にスティグリッツの序文の和訳あり) 野口氏は以下のようにスティグリッツのポランニー解釈を整理している。 ❶新古典派経済学の理論的支柱をなす自己調整的市場の理念、すなわち、社会の諸資源は、競争による価格と利潤の変動に合わせて部門間を自由に移動する企業(家)と家計が財・サーヴィスの交換を何らの規制なくおこなえる「自由な市場」の作用によって、最適配分される(「パレート最適」の実現)との前提はユートピア的である。そのユートピア性

    新訳:カール・ポランニー『大転換』
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