HDDから昔の大会報告が出てきたのでとりあえず上げておこう。これは日本社会学会第75回大会(2002年11月16日・大阪大学)での報告でD1のときのもの。この年は学会事務局の仕事を始めた年で、開催する側としても報告する側としてもすべてが初めてで大変消耗した覚えがある(多くの会員は知らないと思うが、大会は2日間だが、その前日に理事会があり、そのため事務局はさらにその前日から現地入りするのだ。結局部会配布原稿は、報告当日の朝、ホテルのロビーにおいてあるパソコンで完成させることになった。それも総会資料を作ったあとでw)。ああ、あと2ちゃんね(ry というわけでまずは要旨集に載っている要旨。 ルーマンの理論構築上の目標の一つに、経験的研究と規範的研究との再結合があることは言うまでもない(「機能的方法とシステム理論」最終節や『目的概念とシステム合理性』結論部を参照)。私見ではむしろ、ルーマン理論のそ