学習障害とは 学習障害とは、知的障害や視聴覚に障害がなく、教育の環境にも問題がないのに、読み・書き・計算などの特定の領域で学習の遅れが見られる状態です。 就学前はあまり気づかれませんが、小学生になって国語や算数を学び始めたタイミングで発症して周囲に気づかれることが多いです。 有病率 学習障害の有病率は、学齢期の子どもにおいて5~15%程度と言われています。 成人における有病率は約4%とされています。 各クラスに2~3人程度は何らかの学習障害を持っている子がいるくらいの割合です。 他の発達障害を併存していることがある 学習障害を持っている子どもは、ADHD(注意欠陥多動性障害)も併発していることが多いです。また、その他にもASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)などの発達障害、不安障害や抑うつ障害などの精神疾患が併存していることがあります。 これらの病気が学習を困難なものにしているこ
![学習障害(LD)とは?症状や特徴、接し方について](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da90ea95d43df680eecaf83c5a4b96b62e5951c9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftokyo-brain.clinic%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F03%2F3c33bfd6aff7fc5a5df3077fa17f2e63.jpg)