オトバンクは9月30日、同社が開発したiPhoneアプリ「朗読少女」の最新作品として宮沢賢治氏の名作「銀河鉄道の夜(上)」の配信を開始した。全3部作として順次配信予定。 朗読少女は、著作権の切れた文学作品などを、女子高校生キャラクター「乙葉しおり」が読み上げるiPhoneアプリ。「読む」という能動的な行為ではなく、「聞く」という受動的な行為をベースに、キャラクターを立てることでアプリとしての価値を高めている。乙葉しおりのCV(キャラクターボイス)は「らき☆すた」などにも出演するささきのぞみさん。 現在の配信タイトルは今回発表した「銀河鉄道の夜」のほか、「羅生門」「よだかの星」「ごんぎつね」「四谷怪談」「夢十夜」「遊星植民説」の全7作品、一話の長さは30分程度。無償で提供されるアプリには羅生門のさわりの部分がプリインストールされた形で提供され、そのほかのコンテンツはアプリ内課金の仕組みを利用