いつの日か宇宙旅行して、ロシアに感謝する時がくるのですね。 宇宙には地球からでたゴミが漂っています。ゴミ、というにはちょっと気がひけますが、役目を終えた衛星がふらふらーっと漂っているのです。宇宙旅行に行ったら窓の外は使用済み衛星だらけでちょっとねぇ、なんてことにならないために、ロシアはなんと20億ドル(約1680億円)かけて宇宙に漂うゴミをお掃除する計画を進めています。 計画しているのは、ロシアの宇宙関連会社Energia。計画の内容は軌道にそって15年間飛ぶことのできるボックスを作ること。飛んでる間に使用済みの衛星をがんがんボックスに格納していきます、約600台を拾うことができるそうですよ。15年かけてお掃除した後は地球に戻ってくるそうな。原子力によって動くこのボックスは2020年頃に完成予定、計画通りいけば2023年までには計画実行が可能になる見通しです。 そんなにうまくいかないよ、と