2. 問題意識 日本の家庭用ゲームの地位低下(1997年~) 本研究の仮説 「日本の家庭用ゲーム産業の停滞原因は、新しい 人材、作品、表現を生み出す、自主制作の場とのつ ながりが弱まったためではないか?」 高額の制作費がかかる家庭用ゲーム産業では、売れる ことが見込める、過去の人気作を模倣した作品が作られ やすい。一方、新しい発想の作品は登場しにくい。 ユーザーにあきられないためには、新しい発想、人材を、 常に取り入れてくる必要。そのため、自主制作場から生ま れる新しい人材、発想、表現に注目することが重要。 出口、小山(2009):日本の強みは、自主制作者と 産業の近さ。ただし、家庭用ゲームだけ異なる。 3. 参考:世界市場販売本数(単位:本数) (上:2006年、下:2012年) 1 New Super Mario Bros. (DS) Nintendo 8,001,