世の中はデザインで溢れている。ブログを運営するとき、会社で資料を作るとき、普段の生活の中でも結構「デザインする」ことに直面する場面は多い。キレイで便利なテンプレートやテーマを使えば済む話だけれど、素人やデザイン初心者でも、少しでもデザインに関する意識があれば、仕事だけでなくプライベートでも応用がきくし、思考の幅も広がって楽しい。 デザインするということは何も特別なことではなく、一握りの絵心のある人が特殊なグラフィックツールや生まれ持ったセンス用いて、創造的な作品を生み出すことだけを意味するわけではない。 誰でもできるデザインもある。 そしてそれは、ちょっとした知識があって、何かを作るときにほんの少し気をつければいいだけの作業である。(このエントリーでいう「デザイン」とは、そういうものと定義する。) この記事では、デザイン初心者に向けて、デザインの簡単な7つの基本を紹介してみる。実際にこの7
デザインを語る上で重要な要素のひとつ、「フォント」。デザインを実際に手がける人だけでなく、それを見る多くの人にとってなじみ深いフォントとして、Windowsのプリインストールフォント「MS Pゴシック」は代表的なもののひとつかもしれません。 「MS Pゴシック」 「MS Pゴシック」は過去にマイナビニュースで実施した美大生の「お気に入りフォント」アンケートにも名前が挙がった実力派(?)ですが、実際に日々グラフィック/エディトリアルデザインを手がけているデザイナーの目には、この定番フォントはどう映るのでしょうか。 今回は、デザイン会社にてエディトリアルデザイン/Webのレイアウトデザインを手がけているSさんに、「MS Pゴシック」についての率直な思いを伺いました。 ――「MS Pゴシック」、デザイン業務で使うことはありますか? 私は主にエディトリアル(雑誌や書籍など)、グラフィック、Web領
レトロな「iPad Pro」のコンセプト動画が公開されていました。 動画は、ドイツのサイト・CURVED.deが制作したもので、1990年代初頭の「Maintosh LC」をモチーフにした、iPad Proおよびドック・キーボード・マウスなどが登場します。 外装はアルミではなく樹脂製で、背面のAppleロゴは懐かしいレインボーカラー。 当時のMaciontoshのシンボルでもある「スリット」を取り入れたデザインで、これはこれでグリップが良さそうな気もします。 ドックはさしずめ、「ピザボックス」と呼ばれたMacintosh LCのミニ版、といったところ。 静電気でいつの間にか集まるチリによる汚れ(?)も、なかなかリアルです。 現在のApple製品はアルミを多用したクールなデザインですが、この当時の温かい印象も捨てがたい気がしないでもありません。 全貌は下の動画でどうぞ。
Photoshopを使った画像補正で無くてはならない機能が「トーンカーブ」です。感覚で使うこともできますが、最大限に活用するためには正しい理解が必要です。 今回はトーンカーブの基礎、活用方法をご紹介します。 これまでなんとなく使ってきた方、思い通りの結果にならないという方はぜひご覧いただき基礎を身につけてみてはいかがでしょうか。 1.トーンカーブとは トーンカーブの機能は多くのペイントソフトに付属していますが、ここではPhotoshopをベースに説明を進めていきます。 Photoshopにはトーンカーブ以外にもいくつかの補正機能が備わっています。中でも使いやすい機能の一つに「明るさ・コントラスト」がありますが、画像の質を低下しやすいデメリットがあります。 また、細かな部分や複雑な画像の補正にも不向きです。これに対して、トーンカーブは視覚、データの劣化をおこさずに細やかな補正ができます。 ト
Webサイトのデザインやコーディングは、やるべきタスクが年々増えてきました。それらの手間がかかる面倒な事が楽にできるツールやアプリも年々リリースされています。 これからのWeb制作にどんどん取り入れていきたいツールやアプリを紹介します。 Adobe Experience Design(Adobe XD) Adobe XDはWebサイトやスマホアプリのデザインやプロトタイプを作成するベクターベースのツールで、PhotoshopやIllustratorともスムーズに連携して利用することができます。 以前は「Project Comet」の名称で発表されていた新ツールが、2016年3月に「Adobe Experience Design(Adobe XD)」としてプレビュー版が公開されました。現在はOS X版のみですが、2016年後半にはWindows 10への対応も予定されています。
研究者や研究に関わる大学生や大学院生は、一年を通じて研究室ゼミや学会などで研究成果の発表を行なわなければなりません。また、近年、科学者でない人たちに対する一般向けのプレゼンや講演(アウトリーチ活動)の機会も増えてきています。他にも、研究論文や報告書を書いたり、研究費調達のために予算申請書やプロジェクトの提案書を作成したりすることも、研究者にとって欠かせない仕事です。これらはいずれも情報を他者(研究仲間や審査員、一般市民)へ伝えようとする行為であり、正確かつ効果的な情報の発信が望まれます。しかし、自己流で資料を作成して、闇雲に情報を発信していても、スムーズに情報は伝わりません。ときには誤った情報が伝わってしまい、研究の価値を正当に評価してもらえないことさえ起こりえるのです。 情報を正確にかつスムーズに他者に伝えるためには、情報をデザインすること、つまり文章を読みやすく整えたり、図表を見やすく
はてなでブログを書き始めて2週間ほど経過したのだけれど、ブログを始めると書く内容そっちのけでやたらとデザインにこだわりたくなることがある。 特に、ホットエントリーを覗いてみると、内容はもちろんすばらしいものばかりだけれど、なかにはデザインが素晴らしいサイトもあって、魅了されることがある。 どんなふうにデザインしたのか、どういう思考回路になるとこんなデザインが思いつくのか、などなど。 デザインはデザイナーの既得権益・不可侵領域はなく、万人が自由に扱えるものだ。そして、デザインはセンスではなく理論(theory)だ、ということも以前書いた。 デザインを勉強すれば、ブログに手を加えたり、自分で名刺を作ったり、部屋をお洒落にコーディネートしてみたり、いろんなことができる。 ブログでいえば「Webデザイン」というジャンルから始めるのが定番ではあるのだけれど、これからデザインを始めるひとにはぜひ「グラ
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