大相撲九州場所で40回目の優勝を果たした横綱・白鵬について、横綱審議委員会は、千秋楽のインタビューでの発言などに苦言を呈しました。 27日の横綱審議委員会の会合のあと、北村正任委員長は記者会見で、「これだけ日本相撲協会が厳しい状況にあり、大変な中でなぜ万歳できるのか。優勝40回というのは白鵬にとっては記念すべきことだろうが、みんなで万歳しようという空気はよくわからない」と指摘しました。 また、「うみを出すというのが何を意味するのかわからない。横綱といえども、まるで自分が何かを進めるかのようなことは言えないと思う。委員からは横綱としておかしいのではないかという意見が多かった」と苦言を呈しました。