東京・足立区の住宅で年末に出産した赤ちゃんを放置して死亡させたとして、2日、31歳の母親が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。 警視庁によりますと、池田容疑者は先月28日に自宅の浴室で出産した女の子を放置し、元日に死亡させたとして保護責任者遺棄致死の疑いが持たれています。 池田容疑者は1人暮らしで、女の子を出産したあとも2階の寝室に置き去りにして、ふだんどおりアルバイト先に出勤し、元日にみずから119番通報したということです。 また、赤ちゃんの父親については以前の交際相手ではないかという内容の説明をし、医療機関を受診していなかったということです。 調べに対し、「病院に行くお金がなく、周囲に相談できる人もいなかった」などと供述しているということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。